2013年07月10日 /  情報セキュリティ  

【情報セキュリティ】ネット選挙

いよいよネット選挙が解禁になりました。

ネットで投票することではありません。ネットで選挙運動ができることです。

 

いままで新聞やテレビでしか得ることができなかった、候補者や政党の想いをホームページ、facebook、twitter等で知ることができます。非常に便利ですね。

 

情報セキュリティの観点から一番おおきな問題としてあるのは、「なりすまし」ではないでしょうか。知りたい政治家のホームページかと思ったら、フィッシングサイトだったとか、政治家からのメールやSNSかと思ったら偽サイトへのおとりだったとか。

インターネットの世界はどうしても情報量が莫大になるので、正しい情報を把握するのに時間がかかる傾向があると思います。

各政党からリンクされているサイトは問題が少ないと思いますので、気になる場合はそこからたどってみてはいかがでしょうか。

 

また、被害者になるだけでなく、加害者になる可能性もあります。以下の行為は禁止されていますので、良かれと思っても、やらないように気をつけましょう。

・政党や候補者以外が、メールやSMSを利用する。

・未成年を利用して拡散させる。

・など

つまり、自分が応援する候補者のメールをみんなに転送したり、未成年の自分の子供にLINE等で拡散させたりしてはいけません。

 

情報セキュリティの大きな課題の一つとして、悪意のない行為が脅威になってしまう事があります。よかれと思ってやっているのに、結果的に自分や周りの人、見知らぬ誰かさんにおおきな迷惑をかけてしまうのです。

 

信頼できるサイトをいくつか確保しておく、もしくは、信頼できる相談相手を見つけておくのがよろしいのではないでしょうか。情報セキュリティの専門家は、みんなに啓蒙したくてうずうずしている人が多いと思いますから、ぜひボランティアだと思って聞いてみてはいかがでしょうか。

 

すこし気をつける事ができるかどうかが、ネットライフを快適なものにできるかどうかの分かれ道です。