2013年08月21日 / 情報セキュリティ
サーバー室の空調管理
例年、夏の暑さには強い方なのですが、今年の夏は特に暑く感じます。
年齢も影響しているのでしょうか、暑さで毎日へろへろな状態ですが、わが社のサーバーもこの暑さには大丈夫か気になります。
というのも、最近サーバー室は連日30度を超えていたからです(!)
そこで、弊社ではサーバー室の空調管理のために、以下のような工夫をしてみました。
・サーキュレーターを購入して、サーバー本体に風を当てるようにしました。サーバー室は全面壁の個室であるため、最初は部屋全体の空気の循環を考慮して、部屋の奥から入り口に向かって風を送ったのですが、たまたま「サーバー本体の吸気口に冷風を当てるとよい」という記事を読んだので、サーバー本体の正面から風を当てるように変更しました。
・ハードディスクが横に寝かした状態で設置されていたので、縦置きにして棚との設置面を少なくして放熱するようにしました。
・サーバー室全体の気温と湿度を下げるために、サーバー室のドアを終日閉めないで開けっ放しにするようにしました。
・エアコンを1台増設して、事務室とサーバー室の両方が涼しくなるようにしてもらいました。これで28度位になり、人間も快適になりました。
なお、弊社のサーバーのマニュアルを確認したところ、気温は動作時「1 時間当たり最大 10°C の温度変化で、10 ~ 35°C」、湿度は動作時「1 時間当たり最大 10 パーセントの湿度変化で 20 ~ 80 パーセント」であり、一応適応範囲内でした。
UPSについても調べたのですが、気温と放電回数によりバッテリの寿命は以下のようにかなり変わるので、気温には注意が必要です。(データは弊社のバッテリ仕様)
・5~25℃ 2.5年
・30℃ 1.7年
・35℃ 1.2年