2012年05月02日 /  その他  

あるオリンピック選手の日記

先日、テレビでロンドン五輪出場を決めたある女子トライアスロン選手の特集をしていました。

 

その方の日記がとてもユニークで、一日の終わりに毎日欠かさず
「ロンドン五輪で金メダルを獲得することができました。ありがとうございました。」
と書いているそうです。
一見「ん?」と思いますが、「ロンドン五輪で金メダルを取る」という未来の目標を「獲得することが出来ました。ありがとうございました。」ともう終わった過去として日記を書いているのです。

昨年には、練習中に転倒し大怪我をしてもこのノートを書き続け、その結果(?)見事ロンドン五輪の出場を決めています。

 

今まで「目標を日記に書き続ける」とか「成功した自分の姿を思い浮かべる」とかイメージトレーニングの方法はいくつか見たことがありますが、目標を過ぎた過去として書き、感謝をするというのは、とても斬新で強烈なインパクトがありました。

 

さらにこの方は、練習をしているジムにカレンダーを張っており、カレンダーには1位でゴールした自分の姿と後ろを走るライバルが書かれているそうです。そのライバルも「自分がゴールしたときこの位の距離に居るだろう」という所まで想像して書いているとのことです。

 

ここまでの事は中々出来るものとは思わないですが
そんな事も成功する人達は自然と思いつき、実行しているんだろうと思います。

 

目標を定め、目標に向かってひた走る事は何をしていても大切です。
屋内でデスクワークをしていると、ダラダラと後ろ向きな気持ちになりそうな事もありますが、
そんな時こそ、こんな風に前向きな気持ちを持ち続ける事が一番大切な事かもしれません。