2013年05月22日 / 情報セキュリティ
【情報セキュリティ】Symantec Endpoint Protectionにおけるハードディスクの容量確保
Symantec Endpoint Protection を利用していると、サーバーのハードディスクの容量がどんどん消費されていってしまうケースはありませんでしょうか?
これは、SEP ManagerのDB使用量がどんどんおおきくなっているために起こる現象です。
一応、手作業になりますが、DBを小さくするメンテナンスツールが出ています。
Symantecは日本語サポートが弱いので、見つけにくいのですが、このサイトからツールのダウンロードができます。
参考までに、下記にreadmeを日本語化したものを載せておきます。
—readme—
このツールを用いれば、DBファイルサイズを圧縮できます。
手順:
1.”ShrinkEmbeddedDB.bat” と ”ShrinkEmbeddedDB.jar”をdbフォルダ
“..\Symantec\Symantec Endpoint Protection Manager\Tools\” へコピーします。
2.dbファイル
サービス一覧で、”Symantec Endpoint Protection Manager”と”Symantec EmbeddedDataBase”を
停止させて、
・”..\Symantec\Symantec Endpoint Protection Manager\db\sem5.db”
・”..\Symantec\Symantec Endpoint Protection Manager\db\sem5.log”
を手動でコピーして、別フォルダへ退避しておきます。
3.ファイルマネージャーもしくは、コマンドプロンプトから、”ShrinkEmbeddedDB.bat”を
実行します。
4.ツールが成功したら、ツールのメッセージにしたがって、”sem5.db.bak”と”sem5.log.bak”を
削除します。
自動的にサービスは開始されます。
5.トランザクションログ
・”..\Symantec\Symantec Endpoint Protection Manager\db\sem5.log”
が小さくなっていることを確認
補足:
・Embedded DB(SQLanyware)の為のものです。SQL Serverでは使えません。
・SEP12.1 RU1にて検証済み。
・このツールはDBダンプを行いますが、環境設定を変更する場合は、batファイルを編集してください。
・失敗しても、開始前に手コピーしたdb,logで元にもどせます。
以上