「プロパティファイル」と聞いて、パッと思い描ける人もいれば、何のことかサッパリという人もいるでしょう。
ここでいうプロパティファイルとは、拡張子が「.properties」のことを指します。
(用途によっては、違う拡張子を設定する場合もありますが・・・)
主にテキストエディタなどで参照、編集することが可能です。
プロパティファイルには、以下の形式で1行ずつ記載します。
[プロパティキー]=[プロパティ値]
プログラムから利用する場合は、上記プロパティキーを指定してプロパティ値を取得するといったような使い方をします。
プロパティファイルを利用することによるメリットは何点かあると思いますが、私が一番だと考えるのは、ソースコードに情報を記載する必要がないということです。
例えば、定期的に更新する必要がある情報をソースコードに記載した場合、更新する度にコンパイル等が必要になってきます。
その点、プロパティファイルに記載しておけば、コンパイル等は不要となり、作業の軽減につながります。
プロパティファイルを利用する方法もさまざまなものがあるようです。
これから機会がありましたら、利用しやすい方法を選択して頂いて、体験して頂くのも良いかと思います。
2012年07月18日 / 情報セキュリティ
【情報セキュリティ】日本は安全か?
米国国防総省はサイバー空間への攻撃を受けた場合は、物理的なミサイル攻撃も行う等の指針がでています。
他の国でも同様なものがありますが、日本にはそういったものが無いそうです。
自衛隊は武力攻撃から日本を守るためにあるので、サイバー攻撃に対しても防衛しかできないようです。
原発を乗っ取られても無力と言う事でしょうか?それともなにか手段がある?
よくよく調べてもわからないと思いますが、ちょっと不安になってます。
あんまり不安感を煽ってもしょうがないのですが、まずは一人一人が社会の一員として情報セキュリティを意識して、できる事をしていくのがとても大事だと思う今日この頃です。
ウイルスソフトだとかバックアップだとかも大事ですが、大事な人との連絡手段を
確保するとか、写真をデジタル化するだけでなく、アナログな思い出アルバムつくっておくとかもとても大事なんだろうと思います。
例えば、今年の夏こんなのはどうでしょうか。
有事にそなえて、家族みんなでキャンプ。
お父さんはテントや食器、お母さんは食材、子供たちは自分の水やおやつや雨具を担いで、みんなで山キャンプ。
非常時グッズの点検や入れ替え、体力のチェック、子供の成長の確認、いろんなものを兼ねた訓練。情報とはあんまり関係ありませんが、心身ともに健康であれば、あとはなんとかなるかもということで。
来年には我が子も訓練に参加させたいです。
ヘッセのシッダールタという本を読んだことはありますか?
僕は学生の頃、
生きる意味だとか、
価値といったものを追いかけていた時に出逢った作品のひとつです。
この作品は、川の流れという悠久な自然の営みに対峙することで、
悟りの一形態
『時間を超越し、一切をあるがまま受け入れるという在り方』
を問うたものではないかと愚考しております。
当時は、この作品からなにかを得るべく、
自分も川の流れという悠久な自然の営みと対峙したものです。
対峙してはみたものの、
当然の如く、そこからなにかを得るということはありませんでした(笑)。
ただ、読むことで、ひたすら読むことで、心安らかになった記憶はあります。
今、家内と2人の子供に恵まれ、それなりの苦労もし、
改めてこの作品を触れると、
時間を超越するということが、生きるということが、
川の流れそのままであり、過去も未来もなく、こだわりも期待もなく、
今という時間の流れを受け入れ、自分なりの精一杯で生きれたら
素敵だなぁと思えるに至りました。
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。。。
なぜか、鴨長明の方丈記が頭を過ぎってゆきます。
こんな風にいろいろなものが自分の中で繋がっていったらいいなぁと
思っています。
2012年07月04日 / 情報セキュリティ
最近あった情報セキュリティ事故
先週、あるデータセンターのレンタルサーバーでシステム障害が発生し、5698件に上る企業のホームページ(HP)や顧客名簿などのデータが消失したことが報道されていた。この会社はもちろんデータのバックアップをしていたが、そのバックアップデータも消失してしまい、データの復旧もできなかったそうだ。そのため、事業活動ができない顧客もいる、と報道されていた。外部委託した情報システムの事故では国内最大規模のトラブルだそうだ。原因は「サーバーの保守点検用のプログラムの不具合」らしいが、なぜ不具合に気付かなかったのかが気になります。きっとセキュリティ対策は講じていらっしゃったはず。せめてバックアップデータだけでも確実に確保するように検討されていなかったのでしょうか?
もう1つ驚いたニュースがありました。内容は「個人所有端末の業務利用」が禁止されている企業でも5割以上の社員が私物端末を業務利用している、というアンケート結果でした。きっと違反している方は「私は大丈夫」と思って利用していると推測されます。確かに滅多なことはないと思いますが、データ流出などのリスクが高くなると思われます。
情報セキュリティ事故は、起きてしまったら取り返しがつかないところが恐ろしいです。そのため、事故が起こらないための対策や個々の意識の持ち様がとても重要だと改めて感じました。