2012年09月13日 / その他
開発テストについて
まず、テストの目的とは何でしょう?
人それぞれに多くの意見があると思いますが、一般的には『1つでも多くのバグを発見し改善する』だと思います。
また、開発プロセスにおいてフェーズごとに実施するテストの種類(※1)が変わります。
テスト内容も前フェーズのテスト結果を踏まえてということがあるため、各フェーズのテストをしっかりと実施することが望まれます。
※1 単体テスト、結合テスト、総合テスト、運用テストなど
テストの重要性は、開発の初期段階ほど重要になってきます。
テストが進めば進むほど、バグが発生した場合に関連する箇所が多くなり、修正も難しくなってきます。
そのため、バグを発見するのが早ければ早いほど修正が比較的簡単にすみますし、修正コストも抑えることができます。
限られた開発期間の中で、全てのパターンをテストすることは難しいため、
少ないパターンで多くのバグを発見することが良いテストであると考えています。
最後になりますが、テストとは地道な作業であり、苦手としている人も結構います。
が、より良いシステムをつくるためには避けては通れない工程です。
まずは、苦手意識をなくしてもらって、再度、テストについて見直してみては如何でしょうか?