2013年10月11日 /
PhoneGapでアプリ開発
約2年前、iOSアプリを実験的に開発するため、弊社では”PhoneGap”というツールを使って「Lucky cat」というiOSアプリを開発しました。そのPhoneGapについてご説明しようと思います。
PhoneGapはHTML5+CSS3+JavaScriptを使って、iOS, Android, Windows 8 などの複数のOSに対応したアプリをコンパイルできる開発ツールです。オープンソースとして公開されており、オープンソースの名前は”Cordova”となっています。
普通のアプリ開発ですと、iOSの場合、Mac端末でXcodeという統合開発環境でObjective C を使ってアプリを作成して、iOS用のアプリしか作れませんが、PhoneGapの場合は、端末はWebが使えるものであれば何でもよくて、HTML5+CSS3+JavaScriptの1つのソースコードだけで、複数のOSのアプリが作れてしまいます。
ただし、OSによっては動かないことがあったり、機能的に制限事項もあるようですので、発展途上にあるツールだと思います。
先月、”Monaca”というPhoneGap専用の統合開発環境が正式リリースされました。
正式リリース前のものを少し触ってみましたが、環境はMonaca上で簡単に設定できるし、クラウド上にデータを持つので、アカウントを作ってMonacaにログインすればWebが使える端末であればどこでも開発できるというのがすごい!と思いました。
機会があれば、PhoneGap+Monacaを使って本格的に開発してみたいです。